宗派による念珠の選び方

  • 浄土真宗(西・東)の方は一重の略式念珠を用いるのが一般的です。
  • 浄土真宗以外の宗派の方は、余宗用の二重の念珠を用います。
  • 浄土宗、日蓮宗の方は、それぞれの正式念珠を用いるのが一般的です。
    当店通販の念珠コーナーでは、日蓮宗用の正式念珠は独立のカテゴリがありますが、浄土宗用の正式念珠は、余宗用のカテゴリの中に入っております。
  • 念珠は、女性用と男性用は異なっておりますのでご注意ください。
    主な違いは、輪の大きさと、玉の大きさです。
  • 宗派の詳しい説明はこちらをご覧ください。

念珠の種類

  • 念珠には、宗派による違い、男女による違いのほか、玉に使用する素材の違い、房の形状の違いがあります。
  • 宗派による違い、男女による違いは、好みで選んでいただくわけにはいきません。
  • 一重と二重は、宗派による違いに属するものですから、「宗派による念珠の選び方」をご覧ください。
  • 玉の素材の違いや、房の形状の違いは、お好みで選んでいただければ結構です。当店では、高級品から、お値打ち品まで、数多くの商品を取り揃えております。
  • 念珠の値段によって、信心の度合が変わるということはありません。
    木の念珠は、持つほどに光沢を増し、石の念珠は、石ごとにいろいろなパワーを持つとされています。
    良い念珠を、大切に持ちつづけるということは、それ自体すばらしいことである、ということはできると思います。

素材について

  • 念珠の素材は、木、木の実、香木、石などが用いられます。木、木の実は、使うほどに光沢を増してきます。また、石は、その光沢や、持つことの喜びを感じていただけます。いわゆるパワーストーンと言って、石により色々な力を持っています。
  • 素材は宗派にこだわらず、好みで選んでいただければ結構です。
  • 「木」の念珠には、黒檀、紫檀、鉄刀木(タガヤサン)、ビンロー樹などがあります。
  • 「木の実」の念珠には、金剛菩提樹、鳳眼菩提樹、星月菩提樹などがあります。
  • 「香木」の念珠には、白檀、伽羅などがあります。
  • 「石」の念珠には、水晶、メノウ、ヒスイ、トラメ石、カルセドニー、ラピス、トルコ石、などがあります。
  • その他、サンゴ、琥珀、真珠などが使われます。
水晶(クリスタル) 潜在能力を引き出す。浄化作用。
幸運を呼ぶ。
オールマイティなパワーストーン。
紅水晶(ローズクォーツ) 真実の愛を育む。
魅力を高める。
恋人を得るには最高の石と言われている。
紫水晶(アメジスト)

愛・信頼・絆を深める。
直観力や洞察力を高める。
気持ちが落ち着く。魔除けになる。不眠症にも効果がある。
太陽光で色褪せるので注意が必要。

黄水晶(シトリン) 生命力に満ちたエネルギッシュな石。
勇気と自信をもたらす。
ストレスなどを緩和する。
茶水晶 不安、焦りから開放し、精神安定に導く。
瑪瑙(メノウ) 安らかな眠りと、幸福な夢を、知性、長寿、健康を促すと言われる。
印度翡翠(インドヒスイ) 明るく輝き、幸せをもたらす。
トルコ石(ターコイズ) 幸運をもたらす。
トラブルの回避、身代わりになってくれる。
商売や旅行に良い。
水分や汗に弱いので注意。
オニキス 集中力を得る。
心を落ち着かせる。
ラピス 幸運と成功を導く。
魔除け、トラブル回避に効果がある。
ガーネット 地道な努力を実らせ、成功へ導く。
カルセドニー 友情を強める。
虎目石(タイガーアイ) 集中力、洞察力が高まる。
トラブルの回避に良い。
金運が高まる。
ヘマタイト 静電気や電磁波を吸収する。
血の巡りを良くする。
電気石(トルマリン) 電気的・磁気的に強い特性有り。
心を穏やかに、感受性豊かにする。